要旨
マスメディアや噂話によって世間一般に流通する通俗的な超常現象、すなわち超常現象フォークロアの知識量を正確に測定するために、記号選択式テスト40項目(20設問×2問題、得点レンジ0〜40)からなる超常現象知識尺度(PKS-40;40-item
Paranormal
Folk1ore
Knowledge
Scale)を作成し、再試験信頼性、内的整合性による信頼性、内容妥当性を確認した。
テスト項目は一般向けの超常現象事典、用語集から抽出した。PKS‐40を大学、短大、専門学校の学生に実施し、1,230名(年齢18〜25歳、男性436名、女性794名
)
のデータを解析した。項目ごとの正答率は1.0〜98.0%であった。得点の分布は左右対称の単峰性であり、平均値は20.9(標準偏差6.3、最小値1、最大値38であった。
得点は男性においてやや高く、また、学校、専攻課程により差を認めた。
キーワード: 超常現象、フォークロア、評価尺度、信頼性、妥当性
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